平成23年に発生した東日本大震災を契機に、各医療機関でもBCPの策定を検討されていることと存じます。また、平成24年7月には、東京都より「大規模地震発生時における医療機関の事業継続計画(BCP)策定ガイドライン」が発表されました。また、同年9月の東京都災害医療協議会報告では、都内のすべての病院が災害発生時に何らかの役割を担うこととなりました。 )
さらに、新型インフルエンザ発生時にプレパンデミックワクチンの接種対象事業者として登録するためには診療継続計画を策定していることが求められる予定であり、今や医療機関にとってBCP策定は必須事項となってきております。)
一方、BCP策定と言っても、何をどうすればよいのか、取り掛かりの部分で悩まれている病院も多いことと存じます。また、一般のコンサルタントは医療機関の業務フローに詳しくなく、総論のみで具体性に欠けることも多いものと思われます。このような状況を踏まえ、急性期医療委員会では病院のBCP研修会を企画いたしました。)
講師の佐々木先生は、DMAT隊員として多くの災害現場で医療機関の機能がどのように喪失するかを目の当たりにされてきており、また、都立病院のBCP策定にも深く関与されております。医師・病院長として、医療機関の業務フローを熟知した講師による、具体的・実践的なBCPの考え方と、チェックポイントについての解説をしていただきます。加えて、災害時のエネルギー供給信頼性などについて、東京電力および東京ガスの両社から説明していただきます(各20分程度を予定)。
日時 | 平成26年3月11日(火)PM2:00~4:20 |
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会場 | 東医健保会館(JR信濃町駅 徒歩5分) |
テーマ | (講演) 病院のBCP策定について(佐々木先生:100分間) (説明) 電力の供給信頼性、BCP関連サポートについて(東京電力(株)) (説明) 都市ガスの供給信頼性、電源の多重化について、設備導入に関わる補助金・サービスの紹介(東京ガス(株)) |
講師 | 佐々木 勝 先生 (東京都立広尾病院院長・急性期医療委員会委員) |
参加費 | 会 員 3,000円(当日会場で申し受けます) 非会員 6,000円( 〃 ) |
定 員 | 先着100名 (定員を超えた際はご連絡いたします)。 |
連絡先 | 東京都病院協会事務局(TEL 03-5217-0896) |
参加者数 | 70名 |