当協会・診療情報管理勉強会では、診療情報管理士の能力向上を目的として、研修会を開催して参りました。第22回目となる今回の全体会では、診療情報管理士の業務内容を質的に拡大・向上させるために、病院事務職として何が必要か、どのようにあるべきかを考える機会としたいと思います。
講師には、福井県済生会病院事務副部長兼経営企画課課長の齋藤哲哉氏をお迎えしてお話を伺います。福井県済生会病院は、『患者さんの立場で考える医療』を実践するために、医療機関としては全国でもいち早くBSCによる業績評価や業務の可視化手法を現場に導入し、医療サービスの質や職員のモチベーション向上に役立てています。また、ISO9001の認証取得後に両者のメリットをつなぎ合わせて済生会マネジメントシステム(SMC)を構築する等の改善への取り組みと、クリニカルパスの実施率の高さなどが評価され、2012年には日本経営品質賞を受賞しています。
診療情報管理士が、病院事務の一員として活躍するために、管理業務、データ管理に留まることなく、経営全般を把握して経営に積極的に関与していくことは、病院機能評価でも求められております。そのために必要なことは何か、どのように進めればよいのか、などについて示唆に富むお話を頂けると思います。
診療情報管理士だけではなく、多くの事務系職員に役立つ内容となりますので、病院の業務改善について考える機会にしていただければ幸いです。
日時 | 平成26年9月22日(月)PM6:00~8:00(質疑時間含む) |
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会場 | 東医健保会館 2階中ホール(JR総武線・信濃町駅 徒歩5分) |
内容 | 病院事務職が取り組む経営改善 |
講師 | 齋藤哲哉氏 (福井県済生会病院 事務副部長 兼 経営企画課課長) |
参加費 | 会 員 3,000円(当日会場で申し受けます) 非会員 6,000円 |
定 員 | 先着100名 (定員を超えた際はご連絡いたします)。 |
対象 | 職種限定はありません。どなたでもご参加いただけます。 |
連絡先 | 東京都病院協会事務局(TEL 03-5217-0896) |
参加者数 | 83名 |