急性期医療委員会研修会「気象災害への対応を考える」

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研修会情報

急性期医療委員会研修会 「気象災害への対応を考える」

この度、東京都病院協会急性期医療委員会では気象災害について学ぶことを目的に研修会を開催いたします。

これまで、日本での自然災害と言えば地震による被害を想定することがほとんどでした。東京都の防災会議でも、被害想定を「東京湾北部地震M7.3あるいは多摩直下地震M7.3」とし、防災訓練もこれに基づいたシナリオで行なわれています。

しかしながら、近年、気候変動により従来とは異なる気象災害が頻発しております。例えば大雨の際、低地では浸水、高台の近くでは土砂崩れが発生するなど、地震災害とは違った対策が求められます。関東でも平成27年9月の鬼怒川が決壊し、大きな被害が出ました。都市部では、ゲリラ豪雨による内水反乱が頻発していることはご存知の通りです。

また、災害時の病院への支援の在り方は、病院避難中心から籠城支援へ変化して来ていますが、公助による支援を受けるにも水害は道路を寸断し、さながら水攻めのごとき状態になります。水害ではヘリコプターによる支援が有効ですが、天候によっては難しくなります。

現今、各病院でBCPを策定することが求められていますが、気象災害に対するBCPを作成するにあたっては、敵を知る事、すなわち気象災害を知ることが重要です。

今回の研修会では気象災害に備えるため、専門家による解説の元、基礎的な知識を中心に学びを深めます。

日時 平成29年10月19日 
午後2時00分~午後4時00分(質疑応答含む)
会場 東医健保会館(JR信濃町駅徒歩5分)
講師 新野 宏先生
(東京大学大気海洋研究所教授、
 前・日本気象学会理事長)
内容 気象災害の種類、発生の仕組み、どのような状態になるか、どう備えるか。
参加費 会員 4,000円 非会員 8,000円(いずれも当日、会場で申し受けます)
定員 先着80名(定員を超えた場合のみ、事務局からご連絡いたします)
連絡先 東京都病院協会事務局(TEL 03-5217-0896)
参加者数 39

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