東日本大震災での医療機関の被災事例等を通じて、災害発生時には医療機関自らが被災しながらも、平時以上の業務遂行が求められることを改めて思い知らされました。このような状況下で、「どの業務」を優先的に実施し、経営資源を投入するか、という実践的な判断を迅速に行うために、本研修会では医療機関における災害対応の基本的枠組みを整理し、BCP(事業継続計画)の策定についての講演とワークショップによる実践的な研修内容を通じて、円滑で的確な災害対応を可能とすることを目指します。ワークショップでは、具体的な事例を基に、災害発生時に誰が、何を、どう判断すべきかを体験していただきます。
職種の限定はありませんが、自院の医療資源の把握ができ、非常時に指揮を執れる病院幹部や、BCP 策定担当の職員向け研修会です。可能であれば、複数でご参加いただく方がより効果的・実践的な学習ができると考えております。多くの方のご参加をお待ちしております。
日時 | 平成30年7月4日(水) 午後1時30分~午後4時30分 |
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会場 | 東京都医師会館 5階会議室 (JR御茶ノ水駅 徒歩5分) |
テーマ | 病院向けBCP(講義およびワークショップ) |
講演 | 「健康・医療データの活用 ~医療分野における人工知能の役割~」 |
講師 | 坂本 憲幸氏 (東京海上日動リスクコンサルティング株式会社 主席研究員) |
対 象 | 災害拠点病院以外の病院(病床数 概ね300床未満)を想定 |
内 容 | ① 講演:30分 ② ワークショップ:80分 ③ ワークショップ解説:40分 |
参加費 | 会員4,000円 非会員8,000円(当日会場にて申し受けします) |
定 員 | 先着48名(定員を超えた場合のみご連絡いたします) |
連絡先 | 東京都病院協会事務局(TEL 03-5217-0896) |
参加者数 | 48名 |