日常の診療や介護では、倫理的な問題として医療の妥当性、脳死判定、終末期医療、リビングウィルなど特殊なケースから、身体拘束など身近な事まで様々な場面があります。
医療倫理は、「患者さんの意思決定を支援するプロセス」であると言われています。「それぞれに価値観が異なる患者さんが、自分らしく、尊厳が守られ、選択ができる」ように患者さんが幸せを感じることができるプロセスを実践していきたいですね。
そこでこの度、看護管理部会では琉球大学医学部附属病院の臨床倫理士である金城隆展先生をお招きし、お話を伺うことといたしました。プログラムの一部には簡単な事例検討を取り入れ、参加者の皆さんに考えていただいた後、講師による解説を加える予定です。
金城先生は『倫理は中間にとどまって考え続けること』と話されています。医療倫理についてどのように考えていけば良いか、『ナラティヴエシックス』とはどのような考え方かなどを示して頂き、皆さんと一緒に倫理について考えてみたいと思います。
日時 | 平成30年11月16日(金) 午後6時00分~午後8時00分 |
---|---|
会場 | 東医健保会館(JR信濃町駅徒歩5分) |
講師 | 金城 隆展先生 (琉球大学医学部附属病院 地域医療部 臨床倫理士) |
内容 |
|
対象 | 医療機関・介護施設の職員(職種不問)で、医療倫理に関心がある方、患者さんへの姿勢・業務への向き合い方を変えたいと思っている方、専門職としての「在り方」について考えてみたいと思っている方。 |
参加費 | 4,000円(当日、会場で申し受けます) |
定員 | 250名(定員を超えた場合のみ、事務局からご連絡いたします) |
連絡先 | 東京都病院協会事務局(TEL 03-5217-0896) |
参加者数 | 126名 |