臨床倫理は、私たちが医療・介護の現場で患者、利用者、家族等と共に、個別の問題を整理し、理解し、そして、次の行動を模索することだと言われています。
答えがない中で悩み、立ち止まり、「話し合う・語り合う」ことが、対象となる人の「物語」を理解することに繋がります。
　しかし、コロナ禍において、感染拡大防止対策が最優先される中、臨床では「触れ合い」や「話し合い」が厳しく制限され、患者が家族から「分断」されて孤立化する事態となっています。このような状況において、私たちはどのように患者/利用者とその家族に向き合い、そして、どのように寄り添うべきでしょうか？　本講演ではコロナ禍における倫理的課題を概観した上で、物語とグリーフの観点から、コロナ禍における患者/利用者とその家族へとの「あるべき向き合い方・寄り添い方」を皆さんと考えてみたいと思います。
　昨年度に引き続き、 琉球大学医学部付属病院の金城隆展先生 をお迎えして研修会を開催いたします。「物語を紡ぐ」大切さについて一緒に考え、ひとつでも多くの気づき、学びを得ていただければと企画し、今年度は会場開催（先着40名）・ウェブLIVE配信といたします。
　なお、新型コロナウイルス感染症の感染状況により、【会場開催を中止し、ウェブ配信のみ】とさせていただく場合がございますこと、ご了承のほどお願い申し上げます。

※【ウェブ配信】の場合、①当協会ウェブサイトへ掲載するとともに、②申込フォームへ記入いただいたメールアドレスへお知らせします。

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